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Last updated 2022.8.8
生体分子間相互作用の解析と制御の重要性
単純と思われる単細胞生物でも、自分と同じ子孫を作ったり、養分に反応して運動の方向を変えたりします。私たちは、そのような現象を見て、それが生命だと認識します。複雑な生命活動はどのようなメカニズムで行われているのでしょうか?
大腸菌(左図)のような単細胞生物も複雑なタンパク質(右図)やDNAなどのノメートルスケールの生体分子を持っていて、それら一つ一つが時計の部品のように機能し、作用しあうことで生命活動が営まれています。ですから、生命現象の解析には、一筋縄ではいかない生物や、不安定な生体分子を取扱うための地道な労力が必要となります。それを乗り越えることができれば、新たな法則性を見つけたり、新しい機能を持つタンパク質を自ら設計して解析することも可能となります。
最近の大学院生や学部生の研究テーマ(例)
・大腸菌死の熱力学
・LOVタンパク質における光情報伝達機構
・動的光散乱法を用いたタンパク質-DNA複合体の解析
・偏光を用いた生体分子間相互作用の解析
・蛍光タンパク質を用いたタンパク質のDNA結合機構の解析
・DNA結合タンパク質の光制御
その他の活動
・サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト
「微生物の増殖からみた大阪北部地域の水環境」
・ 川西生涯教育短期大学(レフネック)オープン講座
遺伝子とは何か
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